第三回哲学カフェを開催します!

 第三回のテーマは、「情報と、どう付き合えばいいのか。」です。

 インターネットが普及している現在、多くの情報があるため、便利といえば便利なのですが、その一方で面倒なこと、困ったことも増えているようです。そのため、あえてネットを切断し、静寂の中に身を置いて自分と向い合う時間をもとうとする人も増えてきています。

 そこで、今回の哲学カフェでは、「情報とはいったい何なのか」、「人にとって情報は必要なのか」、「情報とうまく付き合っていくには、どうすればいいのか」について考えていきたいと思います。

 今回のゲスト講師は、「考えるカタチ」について長年研究し、「マンダラート」という発想法を編み出した、株式会社ヒロアートディレクションズの今泉浩晃さん。「情報」というキーワードをもとに、人間はいかにして情報を受け取り、思考し、人に伝えていくのかということについて、参加者のみなさんと一緒に考えていきたいと思います。さらに、情報を受け取り、思考し、人に伝える場としての「哲学カフェ」のあり方についても、考えてみたいと思います。

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第二回哲学カフェを開催します!

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 第2回のテーマは、「締切は守るべきなのか?」です。

 「○月○日の○時までに、このレポートを提出すること」と決まっていても、誰もがその期日を守るとは限りません。また「○時に会いましょう」と約束しても、必ずその時間までに約束の場所に行くとは限りません。
 たとえば、約束の時間までにその場所にいけば、約束を守ったことになります。しかし、5分後だったらどうでしょうか。その程度だったら、約束の時間に間に合ったと見なしますか。それがもし、30分後だったら? あるいは、30分前だったら?
 人によって、また場合によって変わる、締切の概念。今回の哲学カフェでは、約束を守る、守らないの是否ではなく、「なぜそうなってしまうのか」というメカニズムについて考えてみたいと思います。「私はいつも約束を守る」という方も、「なぜかいつも遅刻してしまう」という人も、自分がなぜそうなってしまうのか、みんなで一緒に考えてみましょう。

 今回の哲学カフェでは、ゲスト講師として東洋大学文学部東洋思想文化学科の山口しのぶ教授を迎え、国によって違う時間の感覚や、締切を意識する上での「甘え」と「規律」の関係についてお話を伺います。

日時:2014年7月20日(土)13:00〜16:00
場所:サロンド冨山房Folio 千代田区神田神保町1-3 冨山房ビルB1
ホームページ:http://folio.fc2web.com
参加費用:大人1,000円 /学生500円
事前予約:電話/03-3291-5153 電子メール/folio@fuzambo-intl.com