2019年3月31日に開催された哲学カフェの記録

開催日時:平成31年3月31日(日)13時~15時30分

場所:神保町: サロンド冨山房Folio

参加人数:25名

テーマ:「仕事を哲学する」

 

当日の概要

テーブルごとに「仕事」に関する「問」を話し合いの上で、いくつか出してもらい、それらの「問」の中から各テーブルで話し合うテーマを決める。提案された「問」は以下の通り。

 

① 役に立たなければ(能力がなければ)仕事になりませんか?

② 仕事をしなければ生きていけませんか?

③ 仕事をして時間の経つのが早く感じる時と遅く感じる時のナゾ

④ 好きなこと、できること、求められていること、何を仕事にすべきか?

⑤ 未来の仕事ってどうなる?どうあるべき?

⑥ 報酬を得る以外は第一の目的となりうるか?

⑦ 仕事はしなくてはならないものか?

⑧ 社会人とは、誰のことか?

⑨ 報酬がなくても仕事といえるか?

⑩ ベーシックインカムは導入されるべきか?

 

所感

上記の通り、仕事に対する「問」も人それぞれ、問題意識も人それぞれのようである。

私のテーブルでは⑧「社会人とは誰のことか?」というテーマで話し合いが行われた。

社会人とは仕事をしている人という前提での「問」である。では、その「仕事」とは何かということになるが、これも人それぞれで、「会社に行っている人」と考える人、仕事の領域をもっと広くとらえ、家事・ボランティアなども含めて「仕事」と考える人もいる。また、報酬の有無を以て「仕事」か?否かを考える人もいる。どれが正しいかは分からない。時代によって「仕事」の定義も変わり得るかもしれない。今回は「仕事」をテーマとして「仕事」について考えるつもりであったが、それ以上に人の考えは「千差万別」であるということが浮き彫りになったようである。

 

                                     以上